恋人の身元調査事例

恋人の身元調査をしたら

28歳の私には交際して半年の彼氏がいます。

彼は静岡県静岡市に居住、私は東京に住んでいるという遠距離交際で、なかなか会うことは出来ませんでしたが彼がたまに出張で東京本社に来ることがあり、その時とかにデートを重ね、また横浜や鎌倉あたりまで彼が出向いてくれてよく横浜や鎌倉でもデートをしていました。

私が彼の家に行きたいと言っても両親と一緒に住んでいて、母親が病気がちで自宅で療養しており、今来られても何も構えないし外で会っているほうが気楽だし、いずれきちんと両親には紹介するからそれまでは我慢してくれと言われました。

彼の言葉を信じて待つことにしたのです。

また会えない時にはラインアプリを使って連絡を頻繁に取り合っていたのですが少し気になる事がありました。

確かに平日の昼間はお互いに仕事もあり、出勤前、昼休みの時間、退勤後に多くやり取りが出来るのですが夜の9時以降になると極端に減るのです。10時や11時頃にラインしても「既読」になりません。

そして翌朝に返信が来るということが多いのです。

彼が言うには帰宅後は母親の面倒をみたり、家に持ち帰った仕事の残りをしているので時間がなく、そして疲れて寝てしまうのだというのです。

ごく一般的には独身の男性にしてみれば深夜の時間帯こそ恋人に連絡したりして、それこそ「おやすみなさいメール」もくれても良さそうなものなのですが、殆どくれたことがありません。

たまにくれても10時過ぎに「疲れたからもう寝るね、おやすみ、愛してる」というラインが来るのですがすぐに返信しても既読にならず、返信もありません。

それに夜に電話をしても深夜になるほど出てくれないのです。たまに電源を切っている状態にもなってしまいます。

少しおかしいと感じるようになりました。

よくよく考えると交際して半年経つのに彼の詳しい住所は知りません。

静岡県静岡市内に両親と住んでいる事は聞いていましたが細かい住所までは聞いていなかったのです。

ある日、彼とのデートしている時に彼の住所を訪ねたのですが「なんで?」と聞き返され、思わず、届けたい品物があると答えると今度合うときに受け取るし気を遣わないでと言われたので「恋人なのに詳しい住所を知らないのはおかしい」と言ってしまいました。

すると「別にまだいいよ。両親に初回するときには教えるよ」と言い、何故か不機嫌になり、その日のデートはなんか気まずい雰囲気のままで別れました。

私には彼のことを既に話している高校時代からの親友がおり、思い切って相談しました。

すると親友が一言、「あなた、騙されているんじゃないの?彼氏さんはもしかすると結婚しているとか?」と指摘したのです。

「まさか!変なこと言わないでよ」と親友には言ったものの、彼との事を振り返ると何故かいろいろと思いあたる事が出てきたのです。

彼とは彼が東京に来ていた時に同僚2人と飲んでいた居酒屋で私も女友達4人と隣の席で飲み会をしていて知り合いました。

そして意気投合して一緒にカラオケにいくこととなり、楽しい一時を過ごしたのです。

彼たちは私たちに対して真摯に振るまい、好印象で別れて解散するときにラインアドレスを交換して別れました。

しばらくラインのやり取りをしていたらまた東京の本社に行くので会わないかとの誘いを受け、食事をしました。

そんなデートが2回続いた後に彼と結ばれたのです。思い出せば出すほど、私は彼について殆ど知らない事だらけなのです。

別の日にまた親友に相談に乗って貰いました。

すると「探偵に彼の住所や結婚しているのかを調べて貰おうよ」と親友は言ったのです。

「探偵に!」と思わず、叫んでしまうと親友は「知っている探偵がいて頼りになるから相談してみたら」と言うのです。

探偵の知り合いがいるというのにも驚かされましたが、探偵に相談するなんて出来ないと断ると「彼氏さんは絶対に変だよ。今から相談しに行こう」と親友のペースに嵌り、連絡を取り、その日の内に知り合いの探偵事務所に連れて行かれました。

生まれて初めての探偵事務所。

テレビドラマでは暗くてちょっと怖いイメージの印象でしたが全く違い、明るいオフィスで相談室という部屋も綺麗で応対してくれた親友の知り合いという探偵もきちんとスーツを着た紳士的な中年男性でした。

そして今までの交際の経緯から彼について話をしました。

すると探偵は「彼について知っている事は?」と聞かれ、氏名、生年月日、勤務先会社名、携帯番号、ラインアドレス、卒業大学名と伝えました。

ところが探偵は「携帯番号は彼との話が出来ているし、ラインアドレスも彼のもので間違いないでしょう。しかし、名前や生年月日、勤務先会社名については免許証や保険証、社員証、名刺などを見て確認したことがありますか?」と聞かれ、我に返りました。

確かに携帯とラインアドレス以外は彼が言っていた事を鵜呑みにしただけで何も確認したことがありません。

探偵が言うには、結婚詐欺師などは全てが出鱈目で悪質な詐欺師の中には偽造したものまで用意している、との指摘を受けました。

ただ、この半年間交際している中、お金などの要求は全くありませんし、むしろデートでの飲食代など殆ど彼がご馳走してくれていたので、そのことを正直に伝えました。

探偵は「確かに詐欺師とは違うかもしれませんが、貴方の話を聞く限り既婚者の可能性もある」と言います。

思い悩んでいてもしょうがないので、既婚者かどうかを調べて欲しいと伝えると「まず住所を特定しなければ何も先には進められない」と言われました。

そして探偵からは住所を特定するのに2通りの方法があると説明を受けました。

まず彼とデートをした日の別れた後に彼を尾行して自宅を特定する方法、もう一つは私が聞いている彼の情報を基にデータによる調査方法です。

いずれもメリットとデメリットを説明して貰い、最初にデータによる身元調査をお願いしました。

これはもしデータで特定出来なければ彼が私に言っていた情報に何かしらの嘘があると言うことでしかも成功報酬という事が気に入りました。

それで彼の住所が特定できなければ尾行して突き止めるしかないと考えたのです。

調査契約書などに記入して探偵事務所を出ました。

するとなんと2日後には探偵から住所が特定できたという連絡が来ました。

親友にも再び付き添って貰い、探偵事務所に訪れました。

彼は名前などに嘘はなかったみたいです。

成功報酬の身元調査料金を支払い、結果を聞きました。

確かに静岡県静岡市内の住所が出てきたのですがなんとマンションの1室で部屋番号までしっかり記載されていました。

それで住所が特定できたので既婚かどうかまで引き続き調査をお願いしようとしたら、

「こちらで調査するのは構いませんが、一度、この特定できた住所に行ってみて自分の目で確かめてみると結婚しているかが判るかもしれませんよ。」

「そうすれば追加調査の分の料金はかかりませんし、判らなかったらすぐに連絡貰えれば調査に着手しますよ。」とアドバイスをして頂きました。

次の土曜日に親友と共に調査して貰った彼の住所に行ってみました。

ちょうど昼過ぎに着いたのですが、なんとマンションの駐車場で幼児と遊んでいる彼を目撃してしまったのです。

しかも奥様らしき女性もいて、しかも妊娠をしている様子なのです。

とてもショックでした。

親友は彼に会うべきと言ってきましたが私は会う事は避けました。

親友はメールボックスを見て貰い、彼の姓が表示してあるポストを確認、探偵の身元調査結果と間違いないと言ってくれたので、この日はこのまま帰りました。

そして私は弁護士に相談しました。

彼は独身だと私を騙していたのですからこのまま絶対に済ますつもりはありませんでした。

金銭も取られていませんから詐欺罪では訴えられないとの事でしたが、私の精神的苦痛はかなりのもので弁護士に彼と連絡を取ってもらい、慰謝料を請求しました。

親友には探偵を紹介して貰い、携帯番号などから彼の身元を調べてもらって本当に良かったと思っています。

このままズルズルとこの関係を続けていたなら、もっと悲しい結果になっていたのかもしれません。

もし私のように既婚者に独身だと騙されていたり、恋人の住所も知らないという人は探偵に身元調査の相談してみることをお勧め致します。